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nav-uに「道の駅」をマーク登録する

私はnav-u(NV-U1)にあえて「道の駅」をのマーク登録しています。
最新のデータを使って予想される行動範囲の全「道の駅」をマーク登録することは、地図に無い新規開業した「道の駅」を登録する意味もありますが、地図表示を広域にしてもマーク登録は消えないので周辺検索がわりに使えて便利なのです。
そこで「道の駅」のマーク登録の方法をご紹介します。今回は沖縄の「道の駅」を登録してみます。

 

【1: 「道の駅」の経度・緯度情報の収集】

最初に「道の駅」の緯度・経度の情報を集めます。

今回は「Garage SEAVIEW 」さんの「道の駅一覧表 for GPS」のデータを使わせていただきます。
有意義な情報を公開されている「Garage SEAVIEW 」さんに感謝です。m(__)m

●1−1: 緯度・経度の測地系確認

まず必要なこととして扱う緯度・経度の数値の測地系(世界測地系か日本測地系か)を確認しておく必要があります。
今回使わせていただく「Garage SEAVIEW 」さんの「道の駅一覧表 for GPS」の測地系は、日本測地系で表記されているようです。
(この日本測地系のデータであることは後の手順で位置情報CSVファイルに含めることになります。)

●1−2: Webのデータをコピー

「沖縄」のページの表のデータ部分を選択してコピーします。

 

【2: 位置情報CSVファイルの作成】

コピーしたデータをCSV2XMLで変換できるように位置情報CSVに加工します。

●2−1: データをEXCELへ貼り付け

コピーしたデータをそのままExcelのシートに貼り付けます。

●2−2: データを位置情報CSVのフォーマットに編集

○2−2−1: 使わないデータを削除
             列D(P)、列E(備考)、列G(路線名)は使いませんので削除します。

○2−2−2: データ列の並び替え
                         左から下記の順にデータ列を並び替え、合わせて必要なデータを記入します。

  • 列A(北緯)   = 編集前の列B(北緯(N))のデータそのまま
  • 列B(東経)   = 編集前の列C(東経(E))のデータそのまま
  • 列C(測地系)  = 半角[J]を記入※日本測地系であることを明記します。未記入だと世界測地系と見なしてしまうので正しい位置にはなりません。
  • 列D(マーク名) = 編集前の列A(駅名)のデータそのまま
  • 列E(よみがな) = 任意ですが、マーク編集を選ぶと見れるデータとして、ここでは編集前の列C(電話番号)のデータそのまま記入
  • 列F(住所)    = 任意ですが、マーク編集を選ぶと見れるデータとして、ここでは編集前の列H(住所)のデータそのまま記入
  • 列G(アイコン) = 道の駅のアイコン番号[33408]を記入
  • 列H(サウンド) = 任意ですが、サウンド1にしたいので[0]を記入
  • 列I(サウンド距離) = 任意ですが、手前500mで鳴るようにしたいので[500]を記入

      参考:各データ項目の詳細説明が必要な場合はCSV2XMLをご覧ください。

●2−3: 位置情報CSVの確認

出来上がったデータの列の並びと内容を確認します。

下図のようにExcelを使うと残ってしまう ハイパーリンクや罫線やセルの色などが残っていても全くかまいません。データの並び順が大事です。
 

●2−4: 位置情報CSVファイルの作成

出来上がったデータをカンマ区切りのCSVファイルとして書き出して保存します。

 Excelのメニュー「ファイル」−「名前をつけて保存」を選び、適当な保存先を選んで、『ファイルの種類』で必ず『CSV(カンマ区切り)(*.csv)』を下図のように選択します。
『ファイル名』は今回は『沖縄道の駅.csv』とします。
準備が出来たら[保存]ボタンを押すと、他のシートが保存されない警告と、互換性の無い機能の可能性の警告が出ますが、どちらも肯定的([OK]、[はい])に答えてください。

保存された『沖縄道の駅.csv』が位置情報CSVファイルです。
ちなみに『沖縄道の駅.csv』(位置情報CSVファイル)をメモ帳で開いてみると下記のように見えます。

 

【3: 位置情報CSVファイルをnav-uマーク登録XMLファイルへ変換】

出来上がった『沖縄道の駅.csv』(位置情報CSVファイル)をCSV2XML を使ってnav-uが読み込めるマーク登録XMLファイルへ変換します。

●3−1: CSV2XMLで変換

CSV2XML を適当なホルダに解凍して準備します。

CSV2XMLを起動して、メニューの「【1】CSVファイル => XMLファイル」を選択して[OK]ボタンを押します。

『沖縄道の駅.csv』(位置情報CSVファイル)を選択し[開く]ボタンを押します。

直ぐに変換が終了して再びメニューが表示されますので[Cancel]ボタンを押し、CSV2XMLを終了します。

『沖縄道の駅.csv』(位置情報CSVファイル)と同じ場所に『沖縄道の駅.xml』が作成されますます。このファイルがnav-uマーク登録XMLファイルです。

 

【4: nav-uマーク登録XMLファイルをnav-uに登録】

出来上がった『沖縄道の駅.xml』(nav-uマーク登録XMLファイル)をnav-uにマーク登録する方法は、『Sonyのサイトで提供されている「nav-uツール」を使う方法』と、『「メモリースティック PRO デュオ」に置いてnav-uに読み込ませる方法』の2つがあります。
今回は後者の『「メモリースティック PRO デュオ」に置いてnav-uに読み込ませる方法』で説明します。
(この方法では「メモリースティック PRO デュオ」をパソコンで読み書きするためのリーダ・ライタ機器が必要です。)

●4−1: 「メモリースティック PRO デュオ」にnav-uマーク登録XMLファイルをコピー

パソコンと「メモリースティック PRO デュオ」を繋げ「ドライブ」(デバイス)として見えるようにします。

「メモリースティック PRO デュオ」内の[¥MSSONY¥CAR¥NAV_U¥NV01N001¥USERDATA¥MARK]ホルダに『沖縄道の駅.xml』(nav-uマーク登録XMLファイル)をコピーします。

パソコンから「メモリースティック PRO デュオ」を外し、nav-uにセットします。

●4−2: nav-uでマークをインポート

nav-uを立ち上げ、【メニュー>編集・設定>マーク編集>インポート】で 『沖縄道の駅.xml』(nav-uマーク登録XMLファイル)を選択して読み込ませます。
読み込みが終わると【インポートマーク選択画面】が表示されすので、そのまま「インポート マーク確認」を選択してマーク登録します。

マーク登録が終わるとマークグループ名が『沖縄道の駅.xml』(nav-uマーク登録XMLファイル)になっているので任意に変更してください。

以上で全ての作業が完了です。 お疲れ様でした(^^

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